【レース】第1回東京クリテリウムでの不適切発言について

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2/16に開催された、JBCF(全日本実業団自転車連盟)の「第1回東京クリテリウム」のスタート前にマイクを握った、安原昌弘前理事長の暴言が炎上し、安原氏が理事長を辞任する騒ぎになりました。

安原氏と聞いて、私の頭に思い浮かんだ方が1人。
調べてみると、TEAM MATRIX POWERTAGの監督をしておられる安原昌弘氏とのことで、やっぱりと。

私もエンデューロのスタート前に、何度か安原氏の”訓示”を受けましたが、印象としては良いものでした。

口調は褒められたものではないかも知れませんが、
「左を守って走れよ! 抜くときは右からだぞ!」
「コーナーでも左側のラインを守って走れよ!」
「落車に繋がるようなことは絶対にするな!!」
「ルールを守れんヤツは、うちのチームのメンバーが排除するからな!」
って感じ。

周回コースを使ったエンデューロは、参加者のレベル差が大きく、ラップダウンも発生します。
先頭集団の速度と初心者の速度の差を考えると、事故が起きないように運営することがいかに難しいかは想像に難くありません。

イベントが初めてという人や、サーキットを走るのが初めてって人も参加していますし、集団走行に慣れていない人も多く走っています。

そんな参加者たちを前に、安原氏の話し方はインパクトがあって良いなって思いました。

私も、鈴鹿のシケインを最短距離で走ろうとして危うくって場面も何度も見たことがあります。
知識がないがための危険な行為は、私も軽く声掛けすることがありましたが、いち参加者である私が注意するのと、運営側の安原氏が注意喚起をするのとでは、影響度が違うと思います。

そんな安原氏ですが、今回の騒動については非常に残念。

ああいった話し方は安原氏のキャラクターであると思うのですが、選手たちに対するリスペクトを欠いた発言はいただけなかったですね。

でも、いきなり公の場であのような発言が飛び出したとは思えないんですよね。
たとえば、運営者たちのミーティングだとか、JBCFの理事会などで、同じような発言をしていたのがエスカレートしたんじゃないかと思います。

理事長に向かって、真正面から注意することは難しいかも知れませんが、「安原さん、ちょっとその発言はヤバいっすよー」みたいなノリで、やんわりと注意することができなかったのかな?と…

私が最後にエンデューロに参加したのは2017年の秋なので、少なくとも最後に安原氏の”訓示”を受けてから7年半が経っています。
その間に変わってしまったのかな?とも思うのですが、選手たちへのリスペクトさえ忘れなければ、あのキャラクターは貴重だと思うので、今一度原点に立ち返っていただいて、再出発してもらえたらなと思います。

エンデューロ
岡山国際サーキット

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