【プロレース】小林海選手がJCLチーム右京に移籍

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現全日本チャンピオンの小林海(こばやし・まりの)選手が、マトリックスパワータグから、JCLチーム右京に移籍することが発表されました。

小林選手は2016年の全日本選手権U23で、ロードレースとタイムトライアルの2冠を達成。
翌2017年に当時のNIPPOヴィーニファンティーニでプロデビュー。その後、ルーマニア籍のコンチネンタルチームを経て2021年からマトリックスパワータグに在籍していました。

JCLチーム右京は、元F1ドライバーの片山右京さんが、2012年にUCIコンチネンタルチームの「TEAM UKYO」として設立。
2016年までは国内のJプロツアーを中心に活動していましたが、2017年以降はアジアのUCIレースやヨーロッパのレースを中心に参戦。
コロナ禍の2021年には「TEAM UKYO相模原」に改称して、ジャパンサイクルリーグに参戦。
そして、昨シーズンの2023年から「JCL TEAM UKYO」として、2031年までにツール・ド・フランスに出場することを目標に掲げて活動しています。

「JCL TEAM UKYO」の代表を務める片山右京さんは、モータースポーツの世界では、国内最高峰のGTレース、SUPER GTのGT300クラスに「GOODSMILE RACING & TeamUKYO」として参戦。片山右京さんは監督を務めています。

また、元F1ドライバーでいうと、中嶋悟さんは、「Nakajima Racing」を立ち上げて、SUPER GTのGT500クラス、そして、国内最高峰のフォーミュラーカーレースであるSUPER FORMULAには、2台体制で参戦。
鈴木亜久里さんは、「ARTA」を立ち上げてSUPER GTのGT500クラスに2台体制で参戦されています。

「F1ドライバーって、どれだけお金もらってんねん!」と言いたいところですが、世界の頂点を見た人間として、後進を育成するという使命感があるんでしょうね。

そして何より、その競技が好きなんだと思います。
きっと、顔には表しませんが、スポンサーの獲得など、泥臭い仕事もしているのだと思います。
それが、マシンに張られたスポンサーロゴの1枚1枚、サイクルジャージにプリントされたスポンサーロゴの1つ1つに現れていると思います。

今年で30歳の小林海選手にとっては、この上ない環境じゃないかと思います。
再び世界にチャレンジする小林海選手のパフォーマンスに期待です。

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