【機材】カーボンフレームの補修

メンテナンス ロードバイク

入院準備編

“傷口”を見てもらうためにクランクセットとチェーンは取り外していたため、残りのパーツを取り外します。

パーツを取り外す前に、パーツを戻す時に必要な印を付けておきます。

まずはシートポスト。

サドル高は把握しているため、マーキングしておかなくても再現することができますが、この方がすぐに元に戻すことができます。

いずれにせよサドルにまたがっての微調整は必要になりますが、格段に楽になります。

続いてコラムスペーサー。

下側に積んでいるものだけに印を付けておきます。
マーキングされていないものは上側ということで…

ポジションを戻すのに必要な箇所の印付けを行ったら、いよいよパーツの取り外しです。

まず、ブレーキとシフトのインナーケーブルを取り外し、前後のディレーラーを取り外します。

BB下のケーブルガイドも忘れずに取り外し。

ディレーラーハンガーはどうすればいいのかわからなかったので、とりあえずこれも取り外し。

BB、前後のブレーキも取り外してしまいます。

ボトルゲージも外しておく必要がありますね。
取り外したボルトはジッパー付きの袋に入れてボトルゲージに貼りつけておきます。

続いてシートポストの取り外しですが、サドルは取り付けたまま取り外します。

これなら、サドルの後退量や取り付け角度を再調整する必要がありませんからね。

これくらいハンドル落差が大きければ格好いいんでしょうけど、残念ながら私はそんなに脚が長くありませんし、体幹も強くありません…(笑)

併せて、シートクランプも取り外しておきます。

ハンドルの取り外しですが、ステム、デュアルコントロールレバー、ブレーキ/シフトのアウターケーブル、バーテープを付けたまま取り外してしまいます。
平日の1週間でやらなければならないため、時間短縮(笑)

ステムは10mm長いものに戻そうと考えているため、バイクを預けている3週間の間に交換しておくつもりですが、アウターケーブルについては、交換して半年なので、オイルだけ挿して再利用するか、交換してしまうか考え中です。

また、同様にバーテープも交換するかどうか悩み中。
ただ、少し汚れが付き始めているので、心機一転交換してしまうのも良いかもしれませんね。

ダウンチューブについているマイクロアジャスターも取り外しておく必要がありますね。
左右でスプリングの形状が異なっていましたので、マスキングテープでマーキングしておきました。

フォークとヘッドチューブ上下のベアリングを取り外し、これでパーツの取り外しは終了です。

取り外しだけならすぐですね(^^)

写真を撮りながらでも1時間強かな?

フレームを洗っていよいよ”入院準備”完了です。

週末、パーツを取り外したフレームをショップに持ち込んできます(^^)

入院編

パーツを全て取り外したフレームをショップに持ち込みました。

何かあるかな~と思って入院準備編と分けていたのですが、あっさりと連絡先を知らせただけで終了でした。

ちなみに補修箇所の塗装ですが、見積り時に話していたまま、チェーンリングで隠れる部分ですので、そのままクリア塗装のみでカーボン地が見えたままにしてもらうことにしました。

それにしても、パーツを全て取り去ってしまったフレームは本当に軽いですね。
さすがに5年前で23万円のフレームですから1kgは超えていますが、それに近い数字が出ていると思います。

昨年のサイクルモードライドOSAKAで乗らせていただいたバイクの印象では、薄くても剛性十分に進化しているように感じましたので、今なら同じ価格帯でも1kgを切ってしまうのかもしれませんね。

修復の完成は2~3週間後とのことですので、その間に取り外したパーツをじっくりメンテナンスしておきたいと思います(^^)

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