【機材】新しいサドルのセッティング

メンテナンス サドル

前回、新しく購入したfi’zi:kのALIANTEをメインバイクに取り付け、とりあえずのポジションを出したのですが、今回、あらためてローラー台の上で調整を行いました。


1番悩んでいたのが、どこに座れば良いかということ。

実際に座ってみれば、腰が定まる位置が見つかるだろうと思うのですが、ここ!という位置がなかなか見つかりません。


サドルの取り付け角度と、どこに座れば良いかについて試行錯誤していたのですが、良い資料が残っていました。

それが、BiCYCLE CLUB 2010年9月号の特集「パワーを引き出すサドル選び」です。

雑誌を捨てる前に、気になった記事をPDF化して保存していたのですが、それが活きました。

ちょうど、ALIANTEを例にした(現在とは少し形状が変わっているかも知れませんが)前乗り/後乗りでの座る位置が書かれていました。

また、サドル取り付け角度の考え方も載っていて、大いに参考になりました。

改めて記事を読んでみて思ったのは、十年以上ALIANTEのような形状のサドルを使っていなかったので、セッティングの基本を忘れていたなぁと…


で、さっそく勉強し直したことを適用してみたところ、一気に正解に近づいた気がします。

特に、座るポイントで悩むことは少なくなりました。


そこからは、少しずつ調整を繰り返し…

といきたいところなのですが、時に思い切って大きく動かしてみたりも。

まだこのサドルを理解しきれていないみたいです。

大きく動かしたらどうなるかを試してみて、次に微調整をかける時の参考にしてみたり。


よせば良いのに、今回サドルを変えるタイミングで、少し前乗り(これまでが少し後ろ乗りだったので)に変えようかなぁなんて思ったものですから、余計に悩むことが増えてしまいました。

自分の中では、1度従来のポジションを出して、そこから少し前に出したつもりなのですが、乗っているうちにセッティングを変えたくなって、また少し触ってみたりとか…


結局、前回の1時間に加えて、今回も1時間半乗ったのですが、まだポジションが定まっていません。

乗り終わったあとも、まだ少し違うかなぁと思って、少し手を加えてしまいました。

また次回確認と、微調整ですね。


実を言うと、早くもこのサドルが、私のフォームに合っていないんじゃないかと思っていたりもします。

fi’zi:kは、脊椎の柔軟性に応じて、ARIONE、ANTARES、ALIANTEと、3種類のサドルを展開しています。

脊椎が柔軟で、骨盤を起こして乗るライダー向けがARIONE、脊椎の柔軟性が低く、骨盤を寝かして乗るライダー向けがALIANTEなのですが、私の場合、腰にケガを持ってはいるものの、そこそこ脊椎に柔軟性があり、骨盤も立て気味にして乗っているようです。


試しに骨盤を寝かしてペダリングしてみると、確かにこのサドルは乗りやすいです。

しかし、骨盤を起こしてきて、背骨で前傾姿勢を作ってみると、急に腰の位置が定まらなくなってきます。

私の場合、ANTARESか、以前愛用していたARIONEの方が合っているのかも知れません。


でも、そんなにホイホイとサドルを変えるわけにはいきませんので、このサドルの形状を活かしたセッティングを見つけていきたいと思います。

なんとなく、こんな感じかなぁってところまでは出ているんですけどね。

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