日本では3年くらい前から販売されていたようですが、最近になって知ったタイヤグライダーのタイヤレバーを使ってみました。
特徴
まず目を引くのがその形。
何とも複雑な形をしています。
とはいえ、金型はどうなっているんだろうと思ってひっくり返して見たのは私くらいでしょうか?(^^;

タイヤの着脱両方に使用することができるのですが、タイヤを外すときも、取り付けるときも、これ1個で行うことができます。
通常、タイヤレバーは3本1組で使用するらしいのですが、私は2本ですませてしまいます。
それが、このタイヤグライダーのタイヤレバーだと、さらに1個減ることになりますね。
タイヤレバー2本よりはかさばりますが、3本と比較するとさほど変わらないんじゃないかと思います。
タイヤグライダーの使い方
タイヤの取り外し
タイヤを取り外すときは、短辺の部分を利用します。

このフックの部分をタイヤのビードに引っかけて90度倒し、ホイールの接線方向へ押していきます。
そのまま1周させると、タイヤが外れます。

はじめは少し力がいりますが、その部分を超えてしまえばあとは楽ちんです。
タイヤの取り付け
タイヤを取りつける場合は、横にある溝の部分を使用します。

この溝の部分をホイールのリムに引っかけ、タイヤの接線方向に押していきます。
そのまま1周させるとタイヤを取り付けることができるのですが、タイヤの個体差はあるものの、最後の部分が固いです。
しかし、腕の力を使って押したり、2時~4時あたりに持っていって、上から体重をかけながら押すことができるので、手ではめるよりはるかに楽にタイヤを取り付けることができます。

また、正しくチューブをタイヤの中に入れてから取り付ければ、チューブに傷を入れるようなこともありませんでした。
感想
今回タイヤグライダーのタイヤレバーを購入した理由の1つは、ブログで取り上げると面白そうだなと思ったことなのですが、もう1つが切実で、右手の指を痛めてしまっているから。
今の指の具合だと、とても手の力だけではタイヤをはめることができそうにありません。
2月末からなので、もう半年以上になるのですが、痛み止めの塗り薬を塗布するという対処療法で様子を見てきたのですが、いよいよ痛みがひどくなってきたので、来週手指専門医に診てもらう予定になっているのですが、原因がわかるといいなって感じでいます。
以前のこのタイヤレバーを紹介したときは、外すのが早いかな?と書いたのですが、タイヤを外す時間はあまり変わらないかな。
反面、取り付けにかかる時間ははるかに早いですね。
指の力ではなく、腕の力や体重を利用できるので、女性にも良いかもしれません。
私はまだ使ったことがありませんが、最近流行りのTLRのタイヤは通常のクリンチャータイヤよりも固いと聞きますので、より威力を発揮するのではないかと思います。
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