日本女子トラック中距離競技のエース梶原悠未選手が、4月から9月までオランダのUCIコンチネンタルチーム『TALENT Cycling』からロードレースに参戦することになりました。
梶原悠未選手とは
梶原悠未選手は埼玉県和光市出身。
筑波大学体育専門学群を卒業したのち、筑波大学大学院 人間総合学科学術院 人間総合学科研究群 博士前期課程 体育学学位プログラムを修了しています。
現在は、日本ウェルネススポーツ大学専任講師も務めている自転車選手。
中学までは水泳競技に打ち込み、ジュニアオリンピックに出場するほどでしたが、高校進学後に自転車競技を開始。
高校2年生で出場したジュニアアジア大会では5冠を達成しました。
2020年の世界選手権の女子オムニアムで優勝。
日本人女子選手として、はじめてアルカンシェルに袖を通しました。
2021年の東京オリンピックでは、女子オムニアムで銀メダルを獲得。
日本人女子選手として、自転車競技で初のメダル獲得となりました。
オムニアムとは
オムニアムはトラック中距離種目の1つで、
- 7.5km(男子は10km)の着順を競うスクラッチ
- 7.5km(男子は10km)走行するまでの毎周回の1位通過者に1ポイントが与えられるテンポレース(周回遅れにすると20ポイント加算)
- 毎周回(333.3m以下のトラックでは2周ごと)の最下位選手が脱落していくエリミネーション
- 20km(男子は25km)走行する間、250mトラックでは10周ごと、それ以上のトラックでは2kmごとに、上位4名に5点、3点、2点、1点が与えられるポイントレース
の4種目を行い、合計ポイントを競います。
TALENT Cyclingとは
今回梶原悠未選手が所属する「TALENT Cycling」は、オランダ籍の選手育成を目的にしたチームです。
チームは4階層から成っており、1番上はUCIコンチネンタルチーム、その下にU23、U19、U17のチームがあります。
意図的に1つ上のカテゴリーとの混成チームでレースに出場することで、より大きな学びを与えるという方針が採られています。
ひとこと
梶原悠未選手は、私が以前から戦績などを追いかけている選手です。
今シーズン、女子トラック界のホープ、垣田真穂選手、池田瑞紀選手、内野艶和選手の3人が、NIPPOのサポートを受けて、ヨーロッパのロードレースに参戦することになりました。
また、昨年の日本選手権女子ロードレース初出場で2位に入った木下友梨菜選手も、ヨーロッパでの活動をはじめています。
4人に続き、女子トラック中距離競技のエース梶原悠未選手も、ヨーロッパのロードレースを走ることになりました。
2020年の世界選手権、2021年の東京オリンピックで輝かしい成績を残した梶原悠未選手ですが、ケガや気持ちと身体がうまく噛みあわなかったこともあり、2024年のロンドンオリンピックでは、梶原悠未選手の実力からすると惨敗ともいえる結果に…
今回のヨーロッパでのロードレース参加で、トラック競技だけでは見えなかった何かを掴んで欲しいなと思っています。
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