ロードバイクに乗るようになって四半世紀が過ぎましたが、これまでタイヤは23cの太さをを愛用してきました。
ヒルクライム用にさらに細いタイヤを投入したこともあります。
ところが、最近は25cや28cといった太めのタイヤがスタンダードになりつつあるのだとか。
普段は、流行りに乗っかるのは好きじゃない天邪鬼なのですが、もうガツガツとスピードを求める年齢でもないし、タイヤならいつでも元に戻せるので、ちょっと流行に乗ってみました。
今回購入したのは、ミシュラン リチオン3の700×25cのタイヤです。
ここ数年、練習用タイヤとして愛用してきたリチオン2の進化版です。
3セットあるホイールの、どれに組み込むか悩んだのですが、とりあえず普段乗り&トレーニング用に使用している2ndバイクに取り付けているシマノR500に組んでみました。
これだと、確実に使用しますし、最近、外を走る時はこのホイールなので、違いが一番よくわかるかなぁと思いまして。
タイヤを交換するついでに、リムテープとチューブを交換したのですが、ここで1つ問題が…
自宅にストックしてあるチューブは18~23c用のチューブなんですよね。
ということは…25cのタイヤには使えないじゃない!
たかが2mm、されど2mmです。
どうせ、ストックしていたのはパンク時用の1本だけだったので、25cに対応したチューブを2本購入しました。
23c用のチューブは、ローラー台用のタイヤなどと組み合わせて消費したいと思います。
(これなら、バルブ長が不自然でも問題なし!)
ホイールに組み込んでみると、やっぱり大きいです。
たった2mmの違いですが、随分太くなったように感じます。
タイヤを25cにするにあたり、1点気になっていたのが、ホイール装着時にタイヤがブレーキシューの間を通るかという問題ですが、無事通過してくれました。
私は遊びが少なめのセッティングなので、ここが気になっていたんですよね~
さて、初ライド。
空気圧をどうしようか少し悩んだのですが、23cの時より0.5気圧低い6.5気圧に設定してみました。
タイヤとしては、5.0~7.0気圧が推奨となっているため、7.0気圧入れることもできるのですが、空気圧を下げられるのが太いタイヤのメリットだと思いまして。
実際に載ってみると、狙いどおり荒れた路面での乗り心地が格段に良くなりました。
振動のカドが丸くなるという効果の他に、安定感も増した気がします。
転がり抵抗だとか、空気抵抗といったことはよくわかりませんが、体感として走りが重くなったようには感じられませんでした。
これなら太めのタイヤが選ばれるのも、よくわかります。
今回は6.5気圧で走りましたが、私の好みとしてはもう少し高めでも良いかな。
でも、走りの重さは感じられませんでしたから、6.5のままでも良いのかもしれません。
もう少し、空気圧を変えて走ってみて、好みの空気圧を探してみたいと思います。
今後の展望ですが、とりあえず、街乗り用の2ndバイクとディープリムホイールには25c、上りの多いコースに使う軽量ホイールには23cという使い分けでしょうか。
上りでも、重量の差分以上の効果が得られるというのであれば、25cを入れても良いですけど、今のところ23cかなぁといった感じです。
山道こそ荒れた路面が多いので、安定感のある25cという考え方もありますが、なにせ貧脚なもので軽さ優先です。
コメント