【機材】チェーンウォッチャーの取り付け

メンテナンス ロードバイク

チェーン落ちにより、3月にチェーンステーを補修してもらった時に焼き付けてもらったカーボンシートの端が1層剥がれてしまいました。

ショップで確認してもらったところ、再補修をしなくても走りに大きな影響が出たり、破断したりということはないだろうということだったので、このままフレームを使用することにしました。
(ホンマかい!と思うところは多分にあるけど…)

ただし、紫外線や水気が入るのを防ぐ必要があるとのことでしたので、カーボン柄のシートを貼りつけました。

もちろん、全天候型なので、屋外利用の自転車フレームに貼っても問題ありません。

ただ、何もせずに使い続けては、またチェーン落ちを起こしてフレームに更なるダメージを与えてはいけませんので、チェーンウォッチャーを付けることにしました。

本当は現在使用している楕円チェーンリングをやめて純正のチェーンリングに戻すのが1番いいんでしょうけど、これだけは私の脚に合っていてやめられない…

楕円チェーンリングを使用していて、チェーンウォッチャーを取り付けるには、直付け式のフロントディレイラーの取り付け部分に棒型のものを付けるのが王道だと思うのですが、現在使用しているフロントディレイラーはバンド式。

そのままではチェーンウォッチャーを付けることができません。

そのため、バンドアダプターを取り付け、直付け式のフロントディレイラーとチェーンウォッチャーを付けることになります。

これまで使っていたバンド式のフロントディレイラー(105グレード)も7年使用したものですので、とうに買い替え時期を過ぎていてちょうどよかったのかもしれません。

こちらが、7年使用したバンド式のフロントディレイラー。

こちらを取り外して、新しく調達パーツを取り付けることになります。

長い間お疲れ様でした。

さて、今回購入したのはミスターコントロールのバンドアダプター、直付け式のフロントディレイラー、ROTORのチェーンウォッチャーです。

あと、チェーンのコネクトピンも少なくなってきたので3本追加購入しておきました。

フロントディレイラーはこれまで使用していた105グレードではなく、ULTEGRAにしました。

デュアルコントロールレバーが105なので、どこまで性能が向上するかは分かりませんが、少しでもシフトが軽くなったらいいなぁと思い、グレードアップしてみました。
(価格も1,000円くらいの差ですし…)

今年の1月に指がかじかんでしまい、フロントをアウターに変速することができなくなってしまった経験がありますので、少しでもシフトが軽くなればと…
(コンポが古かったというのもあると思うんですけどね)

これまで付けていたバンド式のフロントディレイラーを取り外したら、いよいよ購入したパーツの取り付けなのですが、1つずつ取り付けるよりも、バンドアダプター、ディレイラー、チェーンウォッチャーの3つを仮組してから取り付けた方がやりやすいと思い、3つのパーツを組み立ててから組むことにしました。

こうすると、バンドアダプターの取り付け角度は1発で決まります。

しかし、ディレイラーを取り付ける高さは、仮組の位置ではバンドアダプターの取り付け位置の調整だけでは出せなかったので、ディレイラーの取り付け高さを別途微調整しました。

バンドアダプターの径が34.9mmなのに対し、シートチューブの径が35.4mmなのが気になっていたのですが、問題なく取り付けることができました。

それにしても、こうやってフロントディレイラーの取り付け、調整をしていると、楕円チェーンリングで変速性能が低下するのが良くわかります。

本当にディレイラーが頑張ってくれているんだなぁと…

いつも通りにフロントディレイラーの調整を行いますが、アウター×ローの調整を行おうとしたところ、クランクが回らなくなるくらいの抵抗と異音が…

フロントディレイラーのワイヤーのテンションを調節しても変わらず…

1度自転車から離れ、頭を冷やしてから再挑戦。

よく見てみると、フロントディレイラーのプレートにはチェーンは当たっていません。

つまり、リアディレイラー側に問題があるということ。

4月頭に組み直した時からずっと悩んでいるアウター×ローの問題が再発したようです…

リアディレイラーのキャパシティ的には問題ありませんし、チェーンの長さもシマノが推奨する決め方に従っています。

チェーンをもう1コマ、2コマ増やしてやれば問題が解決しそうなのですが、今度はインナー×トップの時に問題が出そう…

しばらくはアウター×ローを使わないようにして解決策を探っていくしかなさそうですね…

それにしても、フレーム修復前は問題なかったのに、フレーム修復後はなぜ問題が出るんだろう…

アウター×ローの問題は残しつつも、フロントディレイラーの調整はできたので、チェーンウォッチャーの調整を行います。

ROTORのチェーンウォッチャーは途中にスライド機構が付いていて、チェーンとの間隔を調整することができます。

説明書を見ると、チェーンとの間隔を2mmにしろとなっていたため、そのように調整しておきました。

これでフロントディレイラーの交換とチェーンウォッチャーの取り付けは完了。

少々課題は残しつつも、ひとまず作業完了です。

どれくらい軽くなるかなぁと楽しみにしていたフロントのシフト(インナー→アウター)ですが、これまでのことを考えるとずいぶん軽くなりました。

ULTEGRAにグレードアップしたためなのか、ディレイラーが新しくなったからなのかはよくわかりませんが、主には後者、このシフトの軽さの持続力が前者なんでしょうね。

また、アウター→インナーのシフトですが、バネが新しいせいか、これまで以上に元気にバチンとチェーンをアウターからインナーに弾き落としてくれます。

またチェーン落ちしないだろうなぁ(^^;

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