【機材】カーボンフレームの補修

メンテナンス ロードバイク

退院編

修理に出していたカーボンフレームの修理が完了したとの連絡を受けました。
2~3週間と聞いていたのですが、わずか1週間。

早!!

早すぎてちゃんと修復できているのか心配になっちゃいます。な~んて(笑)

さっそく、補修が完了したフレームを受け取ってきました。

こうなっていたフレームが…

見事に修復されて帰ってきました(^^)

それにしても、これだけの範囲にカーボンシートを当てるだけでいいんですね。
もっと広範囲にカーボンシートを当てるのかと思っていました。
シートステーはおそらく1枚物のカーボンシートを重ねて作られていると思われますので、ちょこっとだけカーボンシートをつぎはぎしただけなのを見るとちょっと不安だったりもします。

費用の方は、見積り通り15,000円(+税)でした。

組み付け編

知人に渡すバイクの方を先に組む予定でしたが、パーツが揃わないため、こちらから先に組むことにしました。

組みかけのバイクが2台と完成車が2台。
さぁ、どうやって保管しましょう(^^;
これまで1台はフレームだけの状態にしていたので、上から吊り下げていたのですが…
仮置き場を早急に考える必要があります。

置く場所は頭の片隅で考えつつ、早速パーツを取り付けていきます。

フォーク&ヘッドパーツ周り

まず、BB下のケーブルガイドを取り付けたら、ヘッドパーツとフォークの取り付けを。
ステムは、腰痛対策で10mm短くしていたステムではなく、元のステムを取り付けます。
フォークが固定できたので、これでワークスタンドに乗せることができます。

ステムにはハンドルも取り付けたわけですが、デュアルコントロールレバーのブラケットカバーは予定通り交換。
根本側から脱着したため、バーテープは巻き直し。
アウターケーブルは換えてからそれほど期間が経っていないためオイルを挿して再利用することにしました。
初めてブラケットカバーを交換したのですが、なかなかの力技なんですね。
いい加減へたっているブラケットカバーを取り外すのはまだ簡単なのですが、コシのある新しいブラケットカバーを取り付けるのが至難の業でした。

シート周り

ついでにサドルも取り付けてしまいますが、私はステムとか、サドルをまっすぐに付けるのが苦手なんですよね~(^^;
慎重に作業を行います。

ドライブトレイン

ハンドル周りとサドルを取り付けたら、続いてドライブトレインを取り付けていきます。

BBを取り付けたら、2ndバイクのANCHOR RCS6に移植していたROTOR Q-Ringsを再び戻します。
BBのグリスアップが良かったのか、関係パーツの掃除が良かったのか、滑らかにクランクが回ってくれます(^^)

続いて、前後のディレーラーも戻します。
フロントのチェーンリングが楕円ギアのため、フロントディレイラーの取り付けには気を使います。

続けてチェーンも取り付けたいところなのですが、チェーンの長さを決めるにはフロントディレイラーをアウターにする必要があります。
そこで、先にシフトワイヤーの配線を行うことに。

ただ、ここで問題が発生。
再利用しようとしていたデュアルコントロールレバーからマイクロアジャスターまで延びるアウターケーブルがステムの先端に干渉してしまいます。
ステムの長さを10mm短くしたのであれば理解できるのですが、長くしたにも関わらずステムに干渉するようになるというのは…???

あ、コラムスペーサーを若干低く積んだことが影響しているのかな?
ここで悶々と悩んでしまいましたし、時間もいい時間になったので、この日はここまでに。

組み付け2日目。
アウターケーブルの長さの問題は、結局現物合わせで結局2cmくらい切ることにしました。
もちろん、ハンドルをきっても問題ない長さにしておきます。
これでシフトアウターケーブルの問題は解消。

インナーケーブルを通してディレイラーに仮止めし、チェーンの長さを決めます。
それにしても、シフトインナーケーブルの挿入口はどうしてこんなに分かりにくいんでしょうねぇ。
特にフロント…
今回も入れるところを間違えて、「あれ?変速しない…」なんてことになってしまいました…(^^;

チェーンの長さはセオリー通りガイドプーリーとテンションプーリーを結んだ線が地面と垂直になる長さに。

リアディレイラーの調整を行った後、フロントディレイラーの調整を行ったのですが、なかなかうまく決まりません…
いつもはなんとなくやっても、ぱっと決まるのですが、今回は丁寧にやろうと思うと、かえっていくらやってもうまく行きません。

1度ティーブレイクを入れて、冷静になって再調整を行ったところ、なんとかうまいこと行きました。

ただ、問題はこれで済まず、今度はフロントをアウターにしたままリアをシフトダウンしていくと、7、8枚目くらいでリアディレイラーが伸びきって変速できなくなってしまいます。
チェーンの長さはセオリー通りですし、リアディレイラーもキャパシティの範囲内のはず…
原因がどうしてもわかりません。

ちょうど外出しなければならない時間になったため、そのままにして外出して戻ってみると、なぜかアウター/ローまで変速が可能になっていました(^^;
ただ、リアディレイラーがカタカタと音をたてています。
やっぱりリアディレイラーのキャパシティ不足なのかなぁ??
30Tまで使えるはずなのですが、27Tでも異音がしてしまいます。
フレームを破損するまではアウター/ローでも問題なく使えていたのですが…

まぁ、アウター/ローのような使い方はやめろってことなんですかねぇ。
でも、使えないのと使わないのは違いますからね。
対策は追い追い考えようと思います。

とりあえず、ドライブトレインの調整を終わりにして、ブレーキの取り付けを行います。

ブレーキ&バーテープ

ブレーキの取り付け位置やトーイン調整は済んでいるため、フレームに取り付けてケーブルを取り付けるだけ。
あとは好みの引きしろにするだけです。

ここまでこればもう一息。

次はバーテープの取り付けです。
バーテープは取り外し前と同様、上が黒、下が黄色の2色巻きです。

フレームの補修前も汚れていなかったようでしたが、巻き直してみると黄色が少し鮮やかになったような気がします。

etc.

あとはアクセサリ類を取り付けて完了です。

ボトルゲージ、携帯ポンプ、GARMIN Edge 800J、そしてジーピーのスリムスポーツベルです。

ディレイラーの調整に手間取りましたが、なんとかこちらも組み付け完了。

これで週末の2日間で2台組み立てることができました。

はぁ~疲れた…

特に他人の自転車を触る時は気を使います。

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