【イベント参戦記】心身ともにやっつけられてきました・・・ ~ツール・ド・にし阿波~

イベント参戦記 イベント参戦記

5/12(日)に徳島県で開催された『ツール・ド・にし阿波』にチームメイトと3人で参加してきました。
昨年に続いて、2回目の参加です。

ツール・ド・にし阿波

コースは
・平坦基調の50kmを走るAコース
・獲得標高差1220m、80kmを走るBコース
・獲得標高差2010m、103kmを走るCコース
の3つがあります。

1番きついCコースがダントツの1番人気ですが、私たちは昨年に続いてBコースに参加^^;

ただし、今年はコースが変わり、去年よりもきついコース設定になっているようです。

現地には前日の夜に入り、昨年も泊まった旅館に宿泊(なんと、昨年と同じ部屋!)。
スタートまでの流れはだいたいわかっているため、当日の朝は昨年よりも少し余裕をもった動きとなりました^^

また、昨年のコースはスタートして数百mから上りが始まったため、スタート前にローラー台に乗って1度心拍数を上げておきましたが、今年のコースは本格的な上りの開始までに9km近くあるため、ローラー台でのウォーミングアップは省略(Bコースの駐車場が会場から離れており、スタートの約2時間前に駐車場を離れなければならなかったという事情もありますが・・・)。

開会式の後、Cコースから順に10人ずつ1分おきにスタート。
私たちは8時59分のスタートとなりました。

ちなみに、今回がチームジャージを着て走る初めてのイベントとなりました^^

ただ、まだチームジャージを見慣れていないので、振り返った時にチームメイトがどこにいるのか一瞬わからなかったことも度々・・・^^;

スタートしてから7km弱は小さなアップダウンをこなし、その後本格的な上り区間に入ります。
10km地点からの4kmほどは平均勾配が8%超。10%を超える箇所も度々出現します。

今回は後半の平坦重視のディープリムホイールに、上り対策の12-30Tのスプロケットを付けて参加。

実は当日の朝から下痢気味で、整腸剤を飲んでスタートしたものの、腹筋にあまり力を入れられない状況となっており、後ろ30Tにほぼ入れっぱなしの状態でなんとか上りをこなしていきます。

そのような状況であったため、各々のペースで先に上ってもらい、16km地点の第1チェックポイントでチームメイトと合流することにします。

この日は下痢の上、風邪等で体調も良くなかったため、非常につらい1人旅に・・・
何度も「リタイヤ」という言葉が頭に浮かびました。
あまりのつらさに「もう自転車をやめてしまおう」と思ったことも・・・

第1チェックポイントは山頂付近にあるのかと思っていたのですが、思っていたより手前にあったため、少しほっとしながらチェックポイントに到着し、チームメイトと合流します。
私は補給を取って少し休んだ後、上りに時間がかかると考え、チームメイトよりも先にスタートして残りの上りに挑みます。

第1チェックポイントを出発してからの1km弱は平均勾配が約10%。
これまでに標高差500mくらい上ってきた脚には結構堪えますが、チェックポイントで少し休んで脚を回復させていたため、勾配の割には難なくクリア。

21.5kmくらいから下りになりますが、時々上り返しがあり、精神的にいたぶられます。
この下りの途中で後ろから追いついてきたチームメイトと合流し、一緒に進みます。

下り区間は道が荒れている上に、コーナーの前後にグレーチングがあったりと、気の抜けない道が続きます。
さらに、道路にできる木の葉の影が路面の凹凸を見えにくくするため、何度か危ない目にあいました。

下りの途中の34km地点に第2チェックポイントがあり、ここで提供いただいたバナナを食べ、水を補給させてもらいます。

第2チェックポイントから4.5kmほど下ったところで県道12号線に出て、吉野川沿いを東へ進みます。

第3チェックポイントまでは15kmほどで平坦基調。
ようやくここにきてディープリムホイールの本領発揮です。
しかし、上り区間で相当脚を使ってしまったため、無理がきかない状況。
途中、ちょっとした上りをダンシングでこなそうとした瞬間、両脚の太ももの前後を攣りかけてしまい、すぐにシッティングに切り替えます。

また、急にのどの渇きを感じるようになり、水分補給に失敗したことに気づきます。
この日は気温が高く、日なたではサイクルメータが35度前後を示していたのですが、久々の暑い気温下で走ることもあり、十分な水分補給ができていなかったようです。

昨年は平坦区間を全て先頭で引いたのですが、10km弱引いたところでチームメイトに先頭を変わってもらいました。

第3チェックポイントでは、昨年同様そうめんをいただきながら、日陰で休憩します。が、ここで問題発生。

整腸剤を飲んでスタートしたのですが、ここでまたトイレから離れられない状況に・・・
「ここでリタイヤ?」という言葉が頭に浮かびつつ、チームメイトに待ってもらって”波”が引くのを待ちます。

幸い、それほど時間をかけずに走れる状況になったため、残り約27kmを走り始めます。

ゴールまでは軽い向かい風。
平坦基調ですが、時々軽い上りがあります。

途中、コンビニで水分補給をした以外は、チームメンバの脚の具合を見ながら、引ける人が引くようにしました。
私も、何度も脚が攣りそうになるのを抑えつつ、引ける範囲で引いていました。

ゴール前に少しきつい上りがあるのですが、それをこなせば2kmほど下ってゴールです。

このイベントのうれしいところは、ゴールした時に名前をアナウンスしてくれること。
誰も聞いていないんでしょうが、呼ばれるとうれしくなってしまいます^^

今年のゴール地点では、ラーメン、うどん、そば、そうめんの提供がありました。
後半、脱水症状を軽減するために、水分を多く取っており、胃が疲れていたため、ラーメンとそばだけをいただきました(消化が悪いものばかりのような気もしますが・・・^^;)。

ただ、(無料でいただいたものにクレームをつけたくないのですが・・・)そばはまったく美味しくなかった。
麺はのびていて、長さ3cmくらいでぶつぶつ切れているし、だしは味がなく、かけた七味の味しか感じないような状況。
これで食欲がさらにダウンして、うどんやそうめんをいただこうという気がおきなかったのかもしれません・・・

昨年から続く体調不良、風邪、下痢、厳しいコースに精神的にも体力的にもやっつけられた今年のツール・ド・にし阿波でした。
それでも走りきれたのは、チームメイトや大会スタッフさんたち、そして沿道の住人の方たちのおかげ。
去年も思ったことですが、これだけ地域に密着した素晴らしいイベントを、ぜひこれからも続けてほしいと思います。

ツール・ド・にし阿波には、さらにもう1つ登りをこなすチャンピオンコースには当面チャレンジできそうにないですが、少しでも脚を鍛えて、来年も参加できたらと思います^^

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