8月18日(土)に開催された『ツール・ド・あいち ヒルクライム 乗鞍エコーライン』に参加してきました。
前日に現地入りした時は夕方に警報が出るくらいの夕立。
当日の天気予報も曇りのち雨で降水確率40%・・・
加えて山の天気は変わりやすいため、雨を覚悟したのですが、当日朝は頂上付近に雲が少しかかっているものの、雨はすっかりあがって素晴らしい天候となりました。

神坂峠の時は雨だったので、ヒルクライム2連続で雨は嫌だなぁと思っていたのですが、なんとか天気はもってくれそうです。
(午後から雨の予報ですし、山の天気は変わりやすいですし・・・)
さすが”乗鞍”なのか、天候のおかげなのか、神坂峠よりも参加者は多いようでした。
スタートは一斉スタートで、少し後ろの方からスタートしたのですが、スタート直後の勾配が緩かったことから、勾配がきつくなるまでは集団の後ろにくっついて走った方が良いかな?と考え、先頭集団の後ろまで少し頑張って走り、しばらくは集団にくっついて20番手あたりで走りました。
とは言っても、500mを過ぎたあたりで勾配がきつくなり始めたため、無理をせずに集団からは離れたのですが・・・
神坂の時は、終盤まで脚を温存してタイムが伸びなかったことと、最初にハイペースで入ったことから、前半から突込み気味で走る作戦で行くことにしました。
最初にハイペースで突っ込んでおきながら、すぐにヘタってどんどん抜かれていくという恥ずかしい状況になりたくないという気持ちがペースを支えたというのもありますが・・・(笑)
約6.5km地点の三本滝(一般車が乗り入れられる最終地点)付近までは勾配は緩めで比較的勾配が一定の区間が続きます。
その後、約12km地点から九十九折りが始まるまでは勾配は緩めなものの、勾配のムラが大きくなってきます。
勾配が緩い区間では、ギヤを重くしてペースアップを図りつつ、脚を回復させるようにします。
約12km地点から始まる九十九折りは勾配がきつく、10%を超える区間が断続的に続きます。
前半から突込み気味で入った私はこの急勾配が結構脚に来てしまい、ペースがだんだんと落ちてきてしまいました。

九十九折りを抜けると勾配は若干緩くなるものの前半よりは勾配がきついように思います。
また、コーナーのイン側とアウト側の勾配が大きく違い、イン側は壁のような激坂といったカーブが続きます。
ヒルクライムの攻略法で、よくイン側とアウト側の勾配差について触れられていますが、ここまで極端に違うのは初めての経験でした。
1つ、2つのコーナーでは何度か経験ありましたが、これだけ続くとは・・・

19kmを過ぎたあたりが長野県と岐阜県の県境で、この先少し下った後、畳平の駐車場がゴールとなります。

神坂峠の時とは違い、一緒にスタートした人が前や後ろに見えていましたし、おそらく翌週開催される「全日本マウンテンサイクリング乗鞍」の試走の人、個人で走っている人を抜いたり抜かれたりと、常に周囲に人がいる状況でしたので、気持ちが切れることなく走ることができました。
ゴール手前の緩勾配区間で1人抜いたのですが、畳平駐車場の入口でバスに引っかかって順位が入れ替わり、30位でのゴールとなりました。
(半分よりは前かな?)
タイムは1時間51分。
目標としていた1時間30分には到底及ばない結果となってしまいました。
前半突込み気味でいったのは良かったのですが、後半ペースが落ちてしまったため、来年は筋力と持久力をつけて1時間35分を切りたいと思っています。

ゴール後は、少し下って一緒に参加したメンバの写真を撮りながら再度一緒にゴールへ。
スタート地点へ戻る時には何度も止まって写真を撮りながら下りました。

乗鞍スカイラインと比べると、スカイラインの方が全区間2車線になっているのに対し、エコーラインは部分的にしか1車線にしかなっていません。
しかし、エコーラインへのアクセスが悪い(国道からは非常に狭いトンネルをいくつも通らないといけない)ためか、時々路線バスが2~3台連なって走ってくるのと、タクシーが稀に走る程度で、そういう意味では観光バスがばんばん走ってくるスカイラインよりも走りやすいですね。
ただ、道が狭いので、コーナーでバスとすれ違うのはちょっと怖いですけどね。
全般的には、勾配が一定で道幅もあるスカイラインの方が走りやすいように思いました。
景色もスカイラインの方が良かったような気がするのですが、ここ5年ほど走っていないので、気のせいかもしれませんね。
それにしても、やっぱり乗鞍。景色がいいので、走っていても気持ちがいいです。
自宅からは少し遠いですが、来年も参加したいですね♪
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