上蒲刈島~ゴール
「恵みの丘レストラン」で昼食をとった後は先ほどの道を引き返し、恋ヶ浜海水浴場から海岸沿いを西へ向かいます。
この区間は標高差はそれほどないものの、疲れた脚にはこたえるアップダウンがしばらく続きます。
そして、海岸線が切り立った崖!!どれだけ上るんだ?!と思ったところでトンネルの入り口が・・・
距離にして200m強のトンネルを過ぎると下り基調になります。
トンネルの中は、海側にのみ歩道があります。
幅も十分ですし、車道は路肩がそれほど広くないため、状況を見て歩道を走行するのも良いかもしれません。
もう1度上りをこなすと、目の前に蒲刈大橋が現れます。
蒲刈大橋を渡ると下蒲刈島。
とびしま海道最後の島になります。
時間があれば下蒲刈島も時計回りで走りたかったのですが、向かい風で時間が押し気味だったため、この日は反時計回りのコースをとりました。
安芸灘大橋手前の駐車場で最後の運転手交代。
安芸灘大橋に向かって上っていきますが、ここで私がトラブル。
上りの途中でフロントのギヤをインナーに落としたところ、チェーンが脱落・・・
そのままアウターに変速してチェーンを戻そうとしたところ、インナーのギヤとチェーンステーの間にチェーンが噛み込んでしまい、5分程ロス。
フレームにも傷が・・・--;
ROTOR Q-Ringsに変えても致命的な変速性能の悪化は感じていなかったのですが、やはり「ここまでは大丈夫」という自分の感覚とはズレがあるようです。
(チェーンウォッチャー買おうかな・・・)
安芸灘大橋を渡ると、いよいよ本州です。
安芸灘大橋は自転車は無料ですが、車は通行料が700円かかります(普通車)。
安芸灘大橋を渡った後は、国道185号線を尾道方面へ。
この日は南西の風だったため、安芸灘大橋からようやく追い風に。
ただ、疲労が溜まっているらしく、少しペースを上げると車列が切れ切れになってしまうため、少しペースを落としながら走ります。
当初の予定では安芸津駅まで走る予定でしたが、目的の電車を逃す恐れがあったため、安登駅をゴールにすることに。
それでも、乗れたらいいねと言っていた電車には出た後で、1時間近く駅で待つことになってしまいました。
(JR呉線は1時間に1本程度・・・)
安登駅からは、伴走車に自転車を積み、2人は車で、残りの3人は電車で尾道へ向かいます。
↑フレーム5台+ホイール6組が載っています(2名乗車)。
ちなみに、安登駅の前には”日本一短い県道”があります。
とびしま海道の感想
この日走ったとびしま海道は、1日目のしまなみ海道と違ってサイクリストは少なく、観光客もあまり見かけませんでした。
車の通行量もそれほど多くなく、特に危険を感じることはありませんでした。
ただ、自転車が通行することを意識して整備されたしまなみ海道のサイクリングコースでは、勾配もある程度までに抑えられていましたが、とびしま海道では、橋への上り口など、10%程度の勾配がある個所もありました。
また、しまなみ海道と違って、サイクリングコースに沿ってブルーラインが引かれているようなことは無いため、海岸に沿ってを走っていると時々行き止まりに突き当たることもありました^^;
観光サイクリストや信号が少ないため、ロードバイクに乗り慣れている人にとってはとびしま海道の方が走りやすいと感じるかもしれません。
ただし、コンビニなどの補給地点や、食事処、観光ポイントは少ないため、観光サイクリングであればしまなみ海道の方が良いと思います。
しまなみ海道にはしまなみ海道の、とびしま海道にはとびしま海道の良いところがありますし、まだまだ見れていないところがたくさんあると思いますので、ぜひまた走ってみたいと思いました^^
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