駅伝シーズンがやってきましたね。
今日は、高校駅伝。元旦はニューイヤー駅伝、2日、3日は箱根駅伝、そして都道府県対抗駅伝…
うちの父も走るのが好きで、私が子供の頃、毎日のように走りに行っていました。
小学生の頃、友人たちから、うちの父は自転車よりも速く走ると何度か言われたことがあるのですが、「そんな大袈裟な。どうせちんたら自転車をこいでいたんでしょう?」と思っていました。
また、テレビの駅伝中継を視ながら、「〇〇がいた頃はうちの陸上部も強かっただけどな」と、偉そうなことを言ってるなぁと思いながら聞いていました。
ところが、私が大学生になってから、なんと父が実際に実業団で駅伝やハーフマラソンに出場していたことが判明!
確かに、メダルやトロフィーが家にありましたけど、まさかそんなに本格的に競技をしていただなんて…
私が物心ついた頃にはすでに引退していたので、まったく知りませんでした。
中学、高校と、三日坊主だったので特定の部活動をしたことはないと聞いていたのですが、父が育ったのは、前が川、後ろが山、というか、その山の斜面に拡がった集落の出身だったため、子供の頃から近所を走り回っているうちに、自然と足腰が鍛えられていたようです。
で、高校卒業後に就職し、組合主催のマラソン大会での走りを見た陸上部の監督にスカウトされたそうです。
距離はハーフマラソンまで。駅伝では主に1区を走っていたのだとか…
私が小学生の頃はすでに引退していましたが、それでも1kmを3分強で走っていたとすれば、時速20km/h弱。「自転車よりも速く走る」というのも納得できます。
たまに私が一緒に走りに行くときは、当然私のペースに合わせてくれるので、私は父の普段のペースを知らなかったわけです。
また、「〇〇がいた頃は…」というのも、後輩の話なので、少々偉そうな言い方になっていたのも納得です。
そんな父も、膝や腰を悪くして走ること自体から引退。
それでも身体を動かすのが好きなので、ウォーキングやロードバイクに乗り始め、その影響で私もロードバイクに乗っているというわけです。
それにしても、大学生になるまでまったく気付かなかったなぁ。
ヒントはいくつかあったのに、思い込みと洞察力不足ですね。
コメント